子どもの特性を知らなければ、親は「なぜほかの子と同じようにできないんだろう」と悩み、いらだちをつのらせることになります。一方子どもはといえば自尊心が傷つき、いつも不安な気持ちになって、ますます親をいらだたせるような行動をとります。これでは悪循環です。
早いうちから子どもの特性を理解し、適切な対応ができれば、子どもの心を安定させ、その子がもっている個々の能力を伸ばしていくこともできます。早い段階で発見して適切な対応を行う方が、親も子もより日々が暮らしやすくなるのです。