子ども総合Labの特徴 ―Vision~取り組み~ 1 児と保護者と先生方とで手を取り合って児を中心とした療育連携と協力・協調 送迎等保護者の皆様にご協力頂くことで、 児たちの療育への集中が高まり、 集中的小集団療法・個別療法を増やしていき、 先生方が、児–保護者療育業務に集中できるようにしていく。 送迎の際に、個々の児のアプローチについて話し合い 児についての理解を深めていく 有意義な時間(精確な家族・個別療法)とする 2感染対策とADL(日常生活活動)訓練の充実に力を注ぐ集団給食の時間は、席の配置等の対策をとる等、 食事-整容-排泄訓練、個別的集団認知訓練に集中する為、 先生方は児が全員昼食終了後食事をとる。 また書類を簡素化し、システムを省力化することで、 先生方の業務時間を確保し、 療育アプローチ、消毒・衛生管理を徹底する。 3児のマスク使用について、今後の社会生活の変化に適応すべく、外出先での基本的生活習慣訓練として適時行う 4家庭と子ども総合Labでの状態を精確に解りやすく話し合う動画・ノート等では伝えきれない、実際にその日にアプローチした課題や様子の見学・説明、家庭の様子の聴収、保護者とのアプローチ連携強化、相互(家庭療育と当Lab療育)見える化(情報交換・共有)に注力し、将来に繋がる療育効果を高める。 食事・排泄・整容・移動・更衣(着脱の専門用語)訓練に関しては話し合い、アプローチ法統一化やペアレントトレーニング等を明確化していきたい。 5設定は重要な治療的要素 ~個別療法でありながら集団療法的アプローチであること~一人ひとりの児の発達段階・状態に合わせ席の配置・組み合わせ(人的・道具的)など環境調整を即時対応、 感覚統合療法(S.I.)や行動療法、認知-感覚-運動、SST、言語訓練、社会性適応訓練、対人交流訓練、移動訓練等の 設定を迅速かつフレキシブルに組み込むよう工夫する。 6 安心・安全な通所生活と人材育成昨今の園児バス事故による全国的な行政指導により、療育のスムーズな導入のための送迎車使用(入室し療育準備に取り掛かれる等の集団規範行為)とモチベーション向上、より精確な家族・個別療法化の強化等を重層的に取り組んでいかなければならない。 できる限り保護者・関係諸機関等との協力・協調により、児の将来を考え、各家庭の様々な事情を調整し、療育継続ができるよう話し合う。*児の効果的な療育を継続していく為送迎が必要なケースの送迎は、マスク着用 、常時換気または適宜換気 、集団乗車時間の短縮化、 児の発達やその日の状態に合わせた座席や環境調整、静止が困難な場合はチャイルドシート・シートベルト等の利用等を適時柔軟に対応する。 最も重要なことは児、また送迎担当の療育者も含め安心・安全に乗車、業務に従事できることを基本とする 7ICT・IOT 促進プログラミング教育を見据え、少しずつパソコン等を使用した学習・認知訓練・注意機能訓練・言語訓練・SST・精神心理的・神経心理学的アプローチ等施行できるよう 機器導入費用捻出・ 療育者の準備・研修をする時間創出に努力する。 8 学際性・集学性・理論・技術を高められる職場創りスタッフが療育にやりがいをもって集中できることで、児も楽しく有意義な療育が安定する 環境調整、スキルアップ研修の強化、ワークシフト(work shift)・ワークシェアリング( work sharing / job sharing)、療育・役割(部門)をshifting・sharing(分担・協同)を推進していく 9日々変化する児の状態(原因)に即合わせた、よりオーダーメイドな療育アプローチ方法のアップグレード(学際性・科学性・集学的、総合的理論・技術と実践)のスピードを上げ、多彩なコンテンツ(方策メニュー)を即分析・適応し、快速に準備・変更(研究・リハーサル等)できる時間を、児に関わる全ての方々との信頼関係と協力のもと創出する。 10スタッフ(実習生・学生含め)における 人材育成の強化 新しいスタイルでの実習を展開していく。 時短勤務・実習、柔軟なカリキュラム、 書類・業務等の省力化・簡素化。 11SDGs(エスディージーズ)の取り組み 例えば、男性だから「君」呼び、女性だから「さん」呼び ではなく(ジェンダー)、子どもだから大人だから、でもなく、皆が人として「さん」と呼ばれるなどの時代に即応していく(ジェンダー平等)。 また、食品ロスを最小限にすべく、分け合う・シェアする等の分け隔てのないコミュニケーションの機会とする等、公平性・パートナーシップ・地域社会への貢献、人権・平等・労働、産業・技術、環境・ワンヘルス等の理念を醸成していく。 12保護者、地域・他関係機関との勉強会を 多様な形で考案、話し合っていく保護者勉強会等はじめ、医学系、教育学系等多種また多分野の大学教授や代表者の講演等も取り入れ、グローバルな視点で地域連携を目指していく。 13 Flexibility, Mobility UP and Innovation ~柔軟 迅速 革新的創造~子どもの将来のためになることは チームや皆にとって良いことは 即行動 伴走 状況や対応がいつどう変更になるか判りません。 その都度説明、お伝えしていきますのでご協力・協調頂きたい。 14 True Team Approach 真のチームアプローチ ~アプローチ法の統一化で子どもたちを迷わせない~ 情報交換、療育内容・理論などの説明や相談・話し合い等については、ノート、電話、口頭、動画、資料、メール等個別に柔軟に対応し、あらゆる手段を利用し一人ひとりの児・個々の家庭に合った方法でしっかり理解をしていただくことで、納得し 療育効果が上がる。 送迎の際は、その日の内容・児の状態、話し合う必要がある問題等により、貴重な療育アプローチの一環として共有していく。 とにかく児の将来に繋がるため、お互い遠慮なく 話し合っていける風土をつくっていきたい。 些細なことでも構いません、何でもご相談下さい。